ジンジャーハイはいいかもしれない

なにもない、なにもないと頻りに零していたけれど、ゆめを言葉にするときははっきりとしていた

 

 

昨日は午後十一時半時まで働いて疲労困憊だったのに、三時を過ぎても寝付けなかった。SNSを泳ぐ。愛しているひとのあたらしい動画だと思って興奮していたら、それは一人に向けられた愛だった。その愛を、その人がまた私たちに分け与えてくれた動画だった。

https://twitter.com/naono2001jp/status/1291677767491182592?s=21

https://note.com/prmpprmp3189/n/n7c02c5ffff52

制服以外のスカートは18年間履けなかった。今も、大森さんのライブか、友人の前か、一人で出かける時しか履けない。深夜三時二十分、アルバイトで浮腫みきった脚を壁に掛けながら、あした少しでもかわいくあのスカートが履けますように、と夢を見た。

 

十時から十三時までのアルバイトを終え、ロングスカートから膝丈よりすこし短いスカートに履き替えてネイキッドロフトに向かう。向かう途中に以前好きな女の子ときたライブハウスが見えた。

新宿は、自粛要請も人口が減少しているのも虚偽だというくらいに人が溢れていた。しかし、道ゆく誰もが顔を覆う中で浮浪者だけが顔を晒し何かをじっと見つめるさまを見て、今起きていることが現実だと暑さで莫迦になってしまった脳に叩き込む。新宿からネイキッドロフトはすこし歩くので、着いてから注文したジンジャーハイが、砂漠なった喉によくしみた(散々迷って一回注文を取りやめても、店員さんが嫌な顔をせず笑ったくれたのも嬉しかったから書いておく)。

 

1月ぶりに会った彼女は黒く染髪していて、真っ白を身に纏っていた。30分のトークと、そのあと一対一で話が出来るイベントだった。覚えててくれたことが嬉しくてぎゃあぎゃあとひとりで騒ぎ立ててしまった。後ろのひとはちゃんと彼女の姿を拝むことができただろうか。わたしが邪魔じゃなかっただろうか。。。

チェキは人生で数回しかないけれど、わたしはいつも自分ではない人の会話を見るのが好きだった。自分の時は勢いで喋っているので記憶がないからというものあるし、嬉しそうなふたりをみると勝手によかったねえよかったねえとお婆ちゃんの気持ちになれるのである。オタクと会話するあにおちゃんを見て、わたしの好きなひとは総じて優しい人が多い。

あとはソーシャルディスタンスのためチェキのお渡しはマジックハンド・プレゼントはかわいい桶に入れてくださいとのアナウンスだった。わたしはおもしろい人しか愛せない身体である。

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内容はツイート禁止のため控えるのだけれど、少しだけ今日の日を躊躇っていた時間は全く意味がなかった。あにおちゃんがどなたかの接触の時「つまらなくてごめんなさい」と謝っていたけれど、「好きだから来ているのでみんな楽しいと思いますよ!」と言っていて、ここにいるすべての人の気持ちを代弁してくれてありがとう。という気持ちでした(すべての人と括るのは良くないけれど、わたしはそうだと思う)。それから、あにおちゃんはトーク中なんども「わたしいますごくハッピーなんです」と言葉にしていたように、1月にお会いした時より随分とあたたかい雰囲気が強くなっていた。白いお洋服のせいかもしれないけれど。そうだとしたら、わたしはまたお洋服の美しさに気づいてしまったし、夢が増えてしまったな。どっちだってすてきだ。

 

彼女は最後まで一人一人を気遣い、「気をつけてかえってくださいね!わたしは今日七時からお笑い番組を観たいのではやく帰ります!」と宣言して帰って行った。あにおちゃん、おすすめ芸人さんは空気階段真空ジェシカです。

 

↓↓↓扇風機が似合うチェキ↓↓↓

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ゴッドタンに出るあにお天湯見てえ〜

 

カフェはいいかもしれない

タワレコカフェ大森靖子コラボは現場に入りますか?

 

今日の為に破壊と創造をしました。


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なんかみんなXLばっか着てるからいやでリサイズしました(じつは先生が見たらグーで殴られるくらい袖ぐりが汚い、はやく誤魔化さないじつりきつけたい)。刺繍は、一針一針縫ってゆく様が好きで、やっぱり機械でやったほうが綺麗だけど、この歪みがとても気に入っているからしかたない 歪んだ人生をまっすぐ生きるからぶつかっていたいいたい(大森靖子/きもいかわ より)

 

神聖かまってちゃん×ZOCのツーマンぶり外に出てオタク活動をした。知っての通り、在宅でも数々の「面白」を提供する推しはむしろ普段よりも忙しかった。タワレコカフェが大森さんとコラボしていることを美容師さんに伝えたら、「大森靖子は"せいりょくてき"ですね」と言われた。勝手に「勢力的」と脳内変換してしまい、「勢力って集団じゃない?靖子ちゃんはひとり、いやいや人間はひとりひとつだよ」と思って「せいりょくてき…」と自分の髪の色が変わる様をぼーっとみながらぶつぶつつぶやいてしまった。

しかし、「せいりょくてき」は「精力的」であり、意味は[形動]活動する力のあふれるさま。疲れを見せずに物事に積極的に対処していくさま。「精力的に働く」「精力的な仕事ぶり」(Google辞書より)

…なんて靖子ちゃんにピッタリな言葉なんだろう!!やっぱり自分からサラッと発することのない言葉を扱う人はうつくしい。靖子ちゃんは精力的である。もうなんか、「靖」力的でいいんじゃないかな。

 

学生の頃先生が「復習しないと忘れる」と言っていたアレはほんとうで、今日タワレコカフェで見た2019年9月24日仙台公演のこともわたしは忘れてしまっていた。

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こんなにかわいいのにな…

 

この日はツイッターに日記兼備忘録と称して感想を載せていたけど、女子小学生の交換ノートみたいな文章で呆れた。もっと細かい、温度が伝わるような文章を書き残していてくれよ。

セトリは残しておいたので、f:id:usobukukamo:20200725014009p:image

今日は移動中ずっとこのプレイリストを流していた。

 

タワレコカフェに行って感じたことは、やっぱりライブに行きたいと思ってしまった。そして、オタクが何枚もタワレコカフェを買い増ししている理由がわかった。青柳さんが描いたジャケットそっくりの食べ物を食べるのも、ライブ映像を観るのも、その空間に大森靖子が好きな人しかいない、という居心地の良さが気持ちが良すぎた。しかもわたしはソファー席だったので随分寛いでいた気がする。空腹を満たし、笑い、涙を流し、「ふつう」を久しぶりにやった。

 

仙台公演を見て、忘れたくなかったことしかなかった。あの曲の時に大森さんはどんなふうに笑っていたかとか、この曲はこんなふうに歌っていたっけかとか、この曲聞くといつもあのこと思い出すなとか、MC、こんなこと言ってたんだとか。「感動した」「面白かった」、のはそうなのだけれど、それはなにが起きたから「感動した」「面白かった」なのか、そういう細かなところをずうっと聞いたり見ていたいのだ。すきなひとの、面倒臭い部分まで気持ち悪がられながらいつまでもいつまでも聞いていたいのだ。それはわたしがあの日まで生きていて感じてきたことで、大森さんの曲が初めてそのきもちわるい部分を愛してくれたのである。ただ、大森さんの曲に、大森さんに教えてもらったことが多過ぎてここにいるだけなのだ、擁護でもなんでもなく。

いちばん忘れたくなかった言葉は「わたしの曲は、あなたの人生があってもっと深く捉えることができます」。薄っぺらく捉えることも出来るし深く捉える事ができるように作っています、と言っていた。流行りの言葉を使う大森さんの歌詞はどうしても強い言葉だけが切り取られて消費されてしまう。でもきりとっちゃだめなんだよ、曲の最初から最後、歌もギターもドラムもベースもピアノも編曲も、全てが作品なのにな。聞いて連想する事が違うこととか、やっぱり生きてるんだと、集団でなく一個人なんだと自覚せねばならない。この世界でどれだけの人が自分は自分だと感じる事ができてるのかな

 

ライブ行きたいな 東京のことが好きだな 髪の毛かわいいな すきなこの裏垢がすきだな 投稿した次の日に恥ずかしくなったのか長文を短くしたりしててかわいいな 入りたい委員会に入れてうれしいな 明日バイトやだな すきなこ久しぶりに会えてうれしいし可愛かったな そこで笑うの?ってところで笑っててかわいかったな また会えるな すきだな 大森さんすきだな もう何も忘れたくないな

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差し入れたパンツ2枚とも優勝でした

美容院はいいかもしれない

〜まえがき〜

起きたてで敬愛する後輩の文章を読んでいたこと・うちがわの整理整頓のために文章が書きたくなったことから、あこがれのはてなブログを開設しました。もうひとつブログがあるけど、こちらは日記/備忘録にしたい。日々人の日記を読みたい欲求を抑えているわたしにとっては日記を覗き見出来るあなたのことがとてもうらやましい きみの限界も見せてください 

株式会社はてなといえばわたしのバイブル・うごくメモ帳である。君なら前略、君ならmixi、君ならホムペ、君ならツイッター、わたしならうごくメモ張なんだよ。

わたしがまえがきで言いたいことはこれなので、えらちゃんの文章を貼り付けておきます

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高校生の時、自分が紡いだ文章を東京みたいなおんなのこに笑われたことがある。とりわけ私のことを傷付けたかったわけではないだろうから、受け取り側のわたしが気にしすぎていた。けれども、それ以降「わたしは文章を書いたりするのが駄目なんだ」という脳味噌に頑丈にシフトした。

この話と類似するのがわたしにとっての「かわいい」で、分厚い少女向け漫画を友人から借りてきた時、母親が苦い顔をした。それ以降あの子から漫画を借りることはなかったし、「かわいい」はわたしのものではないのではないのである。

しかし20年ほど生きて触れて思考すると徐々に「あれ、自分の人生って自分のものなんだー」と気付いた。お金を出して買ったものが自分のものになるように、わたしは生まれた瞬間わたしがわたしのものなのである。文章もかわいいも、どうやらわたしのものらしい。

 

昨日はそのわたしのことを少しでも自分のかわいいに寄せてくれる美容院に行った。読んでくれている人、美容院行きますか?どこに行ってますか?美容院、好きですか?

 

わたしは美容院が得意な方ではない。人間、どうして人に髪を切ってもらう文化にしちゃったんだろう。歯磨きが自分で出来るみたいに、髪の毛も自分で切れるように進歩して欲しかった。行きつけのバーしかり、行きつけのライブハウスしかり、「行きつけ」になる段階の前に「1回目」がある。1回目がほんとうに苦手だ。4月がいちばん苦手なのは、花粉と、「わたしのことなんてわかってたまるか」という卑屈さを引き連れてなんとか新しいコミュニティを構築させなければいけないからだ。そんなコミュ力ならないほうがよかった、SNSのどうでもいい友達をフォローしながらそう思う

 

【美容院苦手要因1・担当の人が苦手だった】

秋に引っ越して最寄りの美容院に行ったら、永遠に芸能人の悪口をいう美容師さんで疲弊したことがある。リクエストした髪色を笑われたこともある。

美容師という職業のおぞましいところは接客力と技術力を兼ね備えているところだ(どっちも大事なのに、いまのところわたしにはどちらの技術も習得していないと気づいたので今落ち込んだ)。

接客に限らず対人関係でいつもいつも考えていることだけれど、人の琴線にうっかり触れてしまった時、謝罪だけでは済まないことがある。地雷を踏むというやつである。脅しているわけではないが、言葉が凶器であることを理解していないと人は死ぬ。ペンは剣よりも強い のに傷付ける人と傷付く人が同じ日本語で喋っていることが摩訶不思議である。

これは、美容師に傷付けられるという話でもあるし、その逆もあるという話である。ふとした自分の話に美容師が傷付く、でも仕事中である。自分の機嫌をなんとか取って1日を終える。それを考えただけでぐったりだ。接客業はやっぱりおっかない。

 

それでも私にも通っている(4回って通ってるって言っていいのかな)美容院がある。理由は2つあって、ひとつは憧れのいちばんどきどきする街、ふたつ目が好きな女の子と同じ美容院だからである。

それから美容師さんを指名している理由は3つある。ひとつは初めて担当してくれた時に大森さんをディスらなかったこと。自分が好きな人/ものを馬鹿にされるというのは思っているよりもストレスである。

ふたつ目がクリエイティブな脳味噌の持ち主なこと。やりたいことが多い人というのはそれだけで愛すべき人間である。大森さんはギター弾くし作詞するし作曲するしそれを提供もするしナナコレシール作るしグッズ制作するしアイドルだしご飯炊くし母親だしSNSやるしダンスするしかわいい字書くしブログ書くし情報解禁したらまとめてくれるしDM返ってくる(こともある)しわたしのブログ見てくれたことあるしラジオやってるしこれ以外のわたしが知らない仕事もあるし…手数と経験量よ そういえば、姉と将来の話をした時に「ラランドのさーやちゃんもだけど、今って職業ひとつじゃないのかもね」って言われたことを思い出す。

みっつめは信頼している友人と名前が一字違いだからというおまじないみたいな理由だ。

初めてこの美容院に行った時に、(今指名している方ではないけれど)緊張している旨を伝えた時に「たかが美容院ですよ」という言葉に救われたことがある。たしかに、平均80で死ぬ人間とかいう生物が髪を切る場所を選ぶだけなのである。でもわたしは、みんなは、それすら特別にしたい人間なのである。すごくかわいい。

 

【美容院苦手要因2・差異】

黄金比に苛まれている場合ではない。「選べなかった身体 デコって自分にしてこ」というドールギャルmillnaさんのことばを大事にしているので、バイト先の店長が「こいつインスタでめっちゃ可愛いのに店来たら全然だからね!」と言っていたことを思い出す。愛想笑いせずに無視キメこんだだけで褒めて欲しい。うるせえ。こっちだって出来れば顔面ズラして修正しまくってなんならのっぺらぼうで生きていきたい感じである。でも選べなかった。選べなかったから、なるべくじぶんの好きで囲って自分のことを大事にしてるだけなのに他者がわたしの領域にズカズカと歩き回って傷付くのはもうやめにしたい。終わらせたいので生きている。昨日も撮っていただいた写真と自撮りが随分と違かったのでまた落ち込んだが、左の顔の方がかわいいと気づけたのでよかった。ていうか、髪型かわいい

 

と、いろんなことの積み重ねで美容院を決めている。美容院の好きなところもある。どうでもいい話が出来ることだ。無駄な話も無駄なことも大好きだ。寝なきゃいけないのに深夜まで話すこととか、授業中話が脱線する先生とか、ドラマのオフショットとか、CMのメイキングとか、ファミレスかマックでしかしない騒音みたいな話とか。 この無駄ブログも無駄〜って思いながら読めるといいね

 

毎日上手くできないことしかないし、学校休みになっちゃったりするけどやりたいことが多いからやるしかねえーーーーーーーーーーの思考にシフトチェンジした、20年もかかっちゃった きみも、いつか美容室で偽名を使わずに可愛く帰ってくることができますように

 

森見登美彦読んでるけど夜は短しも熱帯読んだことも忘れちまって30秒毎に意味調べしなければいけないの忘れてた 嫣然←美人にしか使えないとかやめろ

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